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仙台駅前の歩道陥没 珍しくないと市公表せず

仙台市中心部で起きた陥没の現場。応急措置の跡が残る=仙台市青葉区中央1丁目

 仙台市青葉区のJR仙台駅前で昨年12月15日夜、歩道が深さ約60センチ、約3平方メートルにわたって陥没していたことが26日、分かった。市は直後に応急措置を施して通行できるようにし、けが人はいなかった。現場は人通りが多く、時間帯によっては事故につながりかねない事態だったが、市は事実関係を公表していなかった。
 陥没したのは仙台ロフト前などを通る市道の歩道で、ペデストリアンデッキの真下にある。青葉区道路課によると、12月15日午後9時半ごろ、市の委託業者が清掃カートで作業中に突然陥没した。カートはタイヤが穴にはまったため、走行不能になったという。
 業者の連絡を受け、市は急きょ作業員を派遣。16日未明に陥没部分を土のう袋で埋めて再舗装し、復旧した。
 原因は不明。現場の地中を通る下水管の継ぎ目に何らかの原因で隙間が生じたことにより、アスファルト地面下の土砂が管に流れ込んで空間ができた可能性があるという。市は引き続き、原因を調べていく。
 青葉区道路課の千葉正弘課長は「道路の陥没は区内で年間100件発生しており、特に珍しくはない。今回も、けが人がいなかったので公表しなかった」と説明した。


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2016年01月27日水曜日


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