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気仙沼市、調停申請へ 岩の撤去費など

 宮城県気仙沼市が、東日本大震災の復興事業として同市鹿折地区の水産加工施設集積地の造成工事を発注していたアルファー建設(同市)に対し、岩の撤去費用など約8500万円の支払いを求める調停を県建設工事紛争審査会に申し立てることが29日、分かった。

 市によると、同社が2013年6月〜14年5月に地盤のかさ上げ造成工事をした後の用地に、契約上の基準(直径25センチ程度)を超える岩が大量に埋められていたため、市は建物建造に支障が出るとして別業者に除去させた。その後、アルファー建設に費用負担を求めたが折り合いがつかなかった。
 市は29日、調停費用27万円などを盛り込んだ15年度一般会計補正予算案を市議会1月臨時会に提出し、可決された。
 同社の担当者は「市に指定された陸前高田市内の土を搬入した。基準を超える大きさの岩があったが、市職員から『見えないように中に隠してください』と指示された」と説明。「事実認識が異なり、請求は納得できない」と争う考えだ。
 同社の登記上の本店は大津市にあり、震災後に気仙沼市に進出した。
 臨時会は、調停費用を含め8600万円を追加する一般会計補正予算案をはじめ7議案を可決、報告3件を承認し、閉会した。


2016年01月30日土曜日

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