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「メタボ県」返上します ワースト2位宮城県

 メタボリック症候群に該当するか、予備軍に当たる県民の割合が全国の都道府県で最下位レベルにあるのを受け、宮城県は2月9日、市町村や企業、関係団体と健康づくりに取り組む「スマートみやぎ健民会議」を設立する。
 2013年度の特定健診結果によると、内臓脂肪型肥満の腹囲基準(男性85センチ以上、女性90センチ以上)に加え、脂質異常、高血圧、高血糖のうちの二つ以上が当てはまる該当者と、一つが当てはまる予備軍が県民に占める割合は29.5%。
 全国平均を3.4ポイントも上回り、47都道府県のうち沖縄県に次いでワースト2位だった。ワースト2位は08年度から6年連続という。
 該当者や予備軍が多い理由として、県は生活習慣の問題を挙げる。国の06〜12年の国民健康・栄養調査では歩かない人全国1位、飲酒者8位、肥満者と喫煙者9位と、特に男性でワースト上位に入る項目が多かった。塩分摂取量は男女とも全国平均を上回った。
 メタボリック症候群は心筋梗塞や脳卒中といった心疾患や脳血管疾患のリスクを高める。県民の死因は、がんと心疾患が1、2位で全国と傾向は同じだが、全国は3位が肺炎なのに対し宮城は脳血管疾患が入る。
 健民会議の設立はこうした実情を県民に周知し、一人一人に健康づくりを意識してもらうのが狙い。ホームページ(HP)や情報誌での発信や講演会開催に加え、会員となる市町村や企業、関係団体を公募。歩く時間を増やすことなどで適正体重を保つといった意識の浸透を図る。
 9日には県庁講堂で設立記念講演会を開く。健民会議会長の村井嘉浩知事が取り組みを宣言し、東北大大学院医学系研究科の辻一郎教授と元ベガルタ仙台の千葉直樹さんが講演する。
 入場無料だが、事前の申し込みが必要。連絡先は県健康推進課022(211)2623。


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2016年01月31日日曜日

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