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<全町避難>イオン核の公設商業施設3月開店

開店の準備が進む「ひろのてらす」。後方は広野町役場

 東京電力福島第1原発事故で一時、全町避難した福島県広野町は2日、帰町促進に向けて町役場前に整備した公設商業施設「ひろのてらす」を3月5日にオープンすると発表した。
 鉄骨平屋(床面積約1100平方メートル)で、核となるイオンのスーパー、町在住でサッカー日本代表の帯同シェフ西芳照さん(54)の飲食店、クリーニング取次店など5店舗が入る。駐車場は54台分。指定管理者の町振興公社が運営する。
 町役場で記者会見した遠藤智町長は「町民の利便性が向上し、地域コミュニティーの場にもなる。双葉地方の復興の起爆剤にしたい」と強調した。
 イオンリテール(千葉市)の家坂有朋東北カンパニー支社長は「8000から9000品目を扱う。小さな店舗だが、地域の声を聞き、店づくりに反映させたい」と述べ、年間50万人の利用を見込んでいると明らかにした。
 施設整備の事業費は5億4500万円で、国の補助金や交付税で約9割を賄う。当初は昨年春の開業を目指したが、設計の遅れや昨夏の長雨などで1年近くずれ込んだ。


2016年02月03日水曜日

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