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<集団移転>跡地利活用のアイデア募集

 仙台市は4月から、東日本大震災で被災した市東部の防災集団移転跡地に関し、利活用のアイデアを広く募集する。民間の発想力に期待し、沿岸部のにぎわい復活を目指す。寄せられた案を踏まえ、2017年度以降に実現を図る。
 移転跡地は約60ヘクタール。内訳は若林区の(1)荒浜38.8ヘクタール(2)藤塚14ヘクタール(3)井土0.5ヘクタール−と、宮城野区の(1)新浜3.7ヘクタール(2)南蒲生2.6ヘクタール−の計5地区。震災後、内陸部に移転する被災者から宅地を買い取った。
 一帯には農地や海岸公園があり、騒音などが市街地に比べ問題化しにくい。市は音楽イベントの開催や地場産品の販売などの利用方法を例示し、「行政にはない斬新な提案をしてほしい」と呼び掛ける。
 市は跡地の賃借料を格安に設定し、必要最小限のインフラを整備する。いずれの地区も新規開発を制限する市街化調整区域にあるが、柔軟に対応するという。
 一帯は災害危険区域に指定されており、住宅の建設や宿泊はできない。地震発生時には荒浜地区内にある荒浜小校舎か、現在造成中の「避難の丘」(高さ10〜15メートル)に避難する。
 連絡先は市震災復興室022(214)8584。


2016年02月04日木曜日


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