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被災地経験未来の糧に TOTO社員活動報告

被災地支援活動を報告した(右から)安永さん、松田さん、山中さんと、新たに派遣される樋口さんと丸さん

 住宅設備のTOTO(北九州市)は4日、東日本大震災の被災地に派遣した社員3人の活動報告会を仙台市泉区の東北支社で開いた。3月末で2年の任期が終わるのに合わせ企画した。4月からは新たに2人を派遣する。
 3人は、被災地で必要な人材を橋渡しする日本財団(東京)の「WORK FOR 東北」事業に応募し、14年4月に宮城、福島両県の自治体や会社、団体に赴任。報告会では力を入れた仕事や被災地で学んだことを発表した。
 宮城県女川町の復幸まちづくり女川合同会社で働く松田豪さん(55)は、水産加工品の販路拡大で大手企業の社員食堂に売り込んだ経験を紹介。「復興支援としてメニューに取り入れてくれた企業が多くあった」と振り返った。
 福島県双葉町役場で再生可能エネルギー分野などを担当する山中啓稔さん(47)は「制約の多いアウェーの環境で自分に何ができるか考えることは、ビジネスの訓練にもなった」と紹介。同県川内村商工会勤務の安永文子さん(48)は「地域にとけ込むため、いろんな行事に参加することが重要だと思った」と報告した。
 新年度は樋口喜代彦さん(48)と丸なみこさん(31)が新たに派遣される。派遣先は3月上旬ごろまでに決まる見込み。


2016年02月05日金曜日

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