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<センバツ>津波被災の釜石「感謝伝えたい」

健闘を誓った岩間(左)、菊池の両選手

 全国選抜高校野球大会(3月20日開幕)に21世紀枠で出場する釜石の選手らが5日、岩手県大槌町役場に平野公三町長を訪ねた。同校はエースの岩間大投手(17)ら町出身の選手もおり、力強く健闘を誓った。

 岩間投手は同町赤浜の自宅が東日本大震災の津波で全壊し、母が行方不明になっている。「楽しむのが一番だが、プレーを通じてこれまで支えてくれた多くの人への感謝を伝えたい」と意気込みを語った。
 菊池智哉主将(17)は「甲子園ではチーム一丸となって自分たちの野球をし、ベスト4を超えたい」と決意を表明。佐々木偉彦監督(31)は「残り2カ月、きちんと準備をしてベストな状態で戦いたい」と語った。
 同校前身の釜石南出身で軟式野球部だった平野町長は審判の資格を持ち、岩間投手の小中学校時代の試合で審判を務めたことがある。「甲子園という野球人の夢の舞台でプレッシャーを楽しんできてほしい。ぜひ勝利後の校歌を歌いたい」と激励した。
 釜石は釜石南時代を含め20年ぶり2度目の出場。3日には野田武則釜石市長に出場を報告した。


2016年02月06日土曜日

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