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オオタカ希少種指定解除めぐり意見交換会

希少種指定解除に向けた問題点が話し合われた意見交換会

 環境省は国内希少野生動植物種(希少種)に指定されるオオタカの指定解除に向けた意見交換会を仙台市内で開いた。学識経験者を進行役に、自然保護団体の代表3人と、環境省の担当者がパネル討論した。
 1月23日に青葉区の東京エレクトロンホール宮城で開かれた意見交換会には市民ら約60人が参加。環境省がこれまでの経緯や指定解除後の保全案を説明した後、パネル討論に入った。
 討論では、オオタカの生息地となっている里山の保全に議論が集中。自然保護団体からは「里山を保全する法律が必要」「営巣地を開発回避地として記した『アボイドマップ』を作成しては」などの意見が出た。
 環境省は「里山保全が鍵になることがよく分かった。オオタカを含めた希少種に着目した形での保全活動ができないか考えていきたい」と応じた。
 意見交換会は今後、大阪、東京でも開催される。環境省は討論で出た問題点を整理し、指定解除の前提となる保全策の最終案に反映させる方針。
 オオタカは高度経済成長期の開発などで生息数が激減。1993年、種の保存法施行と同時に希少種に指定された。2014年、中央環境審議会小委員会が生息数回復を理由に指定解除の方針を了承している。


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2016年02月07日日曜日

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