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<銀山温泉>4カ国語ペラペラ 通訳ロボ導入

通訳ロボットに話し掛ける銀山荘の関係者

 増加する外国人観光客のおもてなしに役立てようと、山形県尾花沢市の銀山温泉の旅館「銀山荘」に、4カ国語対応の通訳ロボットが設置された。山形県旅館組合青年部のインバウンド委員会による実証試験の一環。能力を確認し、外国語に対応しきれない従業員の支援ツールとして本格導入を目指す。

 こけしに似せたロボットは高さ50センチで、日本語と英語、中国語、韓国語に対応。マイクを内蔵し、利用客らが話し掛けると、希望の言語に通訳し音声を発する。フロントでのやりとりや観光情報の紹介など、想定できる会話が組み込まれ、質問に答える機能もある。
 披露会が3日あり、委員らが話し掛け、翻訳の精度や音声の認識具合を確認した。価格は1台20万〜30万円が見込まれるという。
 委員会副会長の小関健太郎銀山荘専務(32)は「控えめな東北人にとって言葉の壁はとりわけ大きい。外国人への苦手意識を取り払うきっかけになるよう導入を進めたい」と話す。
 製作したシステム開発会社セック(東京)の担当者は「通訳ロボットは国内では実用化されておらず、この試作機も改善の余地がある。実際の会話をユーザーが登録できるのが特徴。山形県が全国の先行地になればうれしい」と話した。


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2016年02月06日土曜日


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