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<原発ADR>東電、和解案6回目の拒否

 東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県浪江町の住民1万5788人が慰謝料の増額を求めた和解仲介手続き(ADR)で、東電は5日、慰謝料を一律5万円増額するとした原子力損害賠償紛争解決センターの和解案を再度拒否するとセンターに通知した。東電が受け入れを拒否したのは6回目。
 東電がセンター側に提出した回答書によると、浪江町民であることだけで増額を一律認めることは、個別事情を考慮するとした中間指針と乖離(かいり)し、受け入れは認められないとしている。
 馬場有町長は「今後については弁護団と協議の上、対応を検討する」とのコメントを出した。
 町は2013年5月、東電に1人月10万円の慰謝料を35万円に増額するようセンターに申し立てた。センターは14年3月、月5万円を上乗せする和解案を提示したが、東電側は受諾を拒否。今月2日に住民ら約100人が東京の東電本店を訪れ、受け入れを要請した。


2016年02月06日土曜日


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