福島のニュース

<原発事故>給食も福島産回帰 利用27%に

 福島県教委は、学校給食における地元産食材の利用状況をまとめた。2015年度に県内産の食材が使われた割合は27.3%で、東京電力福島第1原発事故で落ち込んだ利用割合が震災前の水準に戻りつつある傾向が示された。
 原発事故前(10年度)、地元産食材の利用率は36.1%で全国(25.0%)と比べても高かった。12年度は18.3%に落ち込み、13年度は19.1%、14年度は21.9%まで回復。15年度は前年度比5.4ポイント増と、最も高い上昇幅となった。
 地区別でみると会津が最も高く38.3%、南会津が37.9%で続いた。県北(16.3%)、いわき・相双(16.1%)が低かった。食材別では、穀類(57.6%)が5割を超える一方、魚介類が2.5%、キノコ類は7.0%だった。
 調査は、給食を調理する市町村と県立学校の調理場全304カ所を対象に、昨年6月と11月、計10日間のメニューを調べた。県教委は、利用割合を20年度までに40%に引き上げる目標を掲げている。


2016年02月07日日曜日


先頭に戻る