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<楽天>オコエお待たせ三塁打 俊足生かす

紅白戦の7回、左中間に2点三塁打を放つオコエ

 七回制の七回無死一、二塁、高堀和也の内角直球を詰まりながらも左中間に運び、俊足を生かして三塁を陥れた。2番中堅でプロ初の実戦に臨んだオコエ瑠偉が「自分のスイングだけを考えた」と集中して入った第4打席で真価を発揮した。
 六回に凡打し、これで最後かと思われたが、味方打線がつながり打席が回ってきた。「やはり何かを持っている」と梨田昌孝監督も不思議な運気を感じたという。
 三塁打は50メートル5秒96の脚で稼いだ。「打球が左中間を抜けた時は、自分の中で常に三塁を狙う感覚がある」。歩幅の大きな走りで一気に加速。二塁を回る手前で「歩幅を合わせてしまった」と微妙にリズムを崩したものの、悠々三塁まで達した。
 4打数1安打の結果に満足はしていない。第1打席は安楽智大から「緊張し過ぎて、あっという間に終わった」と見逃しの3球三振。第2、3打席は飛球に打ち取られ、「プロの速い球に慣れていかなければいけない」と反省点が残った。
 皮がむけた手のひらは、打撃の向上を目指して連日バットを振り込んでいる証し。試合後、梨田監督は「バットを振れる状態でなかったはず」と気遣ったが、「言い訳をして、自分に甘えたくない」ときっぱり。飽くなき向上心でさらなる成長を誓った。(佐々木智也)


2016年02月08日月曜日


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