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<マイナー五輪>「自転車」で雪上滑走

ゲレンデを滑走するスノースクート。上達すればジャンプなどの技も自由自在=仙台市泉区のスプリングバレー泉高原スキー場

◎スノースクート

<競技人口2万人>
 フランス発祥のウインタースポーツ「スノースクート」は今冬、日本上陸20年を迎えた。爆発的ブーム、とは言えないまでも競技人口は約2万人と増加を続けている。「そろそろゲレンデ第3の顔に」。愛好家の思いは一つだ。
 自転車のフレームに大小2枚のスノーボードを取り付けて滑走する。いわば雪上自転車だ。進行方向やスピードはハンドル操作と重心の移動でコントロール。足が用具に固定されないので、緊急時には足を突き出して停止できる。
 スノースクート歴20年の我満隆さん(38)=青森市=は「バイク乗りや自転車愛好家に冬場の乗り物として人気。スキーやスノーボードに物足りなさを感じて始める人も多い」と説明する。
 大きな弧を描いてターンするため、なだらかなコースの多い宮城県内のスキー場と相性は抜群。仙台市泉区のスプリングバレー泉高原スキー場でことし1月11日にあった最新モデルの試乗会には、家族連れなど約90人が挑戦した。
 太白区の医療職遠山綾佳さん(23)は「ハンドルさばきは難しいが、スピード感は最高。頂上から一気に滑り降りてみたくなった」とすっかりはまった様子だった。

<装備自分好みに>
 試乗会を主催した大手メーカー「ジック・ジャパン」(神奈川)の湯川恭弘さん(36)は「生産台数も年々増えている。フレーム部分とスノーボードは分離できるので、自分好みにカスタムできる」とPRする。
 「スキーやスノーボードより上半身が安定しやすく、2、3時間も練習すれば滑れるようになる」と我満さんは言う。スノースポーツもシーズン終盤。今季の滑り納めにいかが?

<メモ>宮城県内ではスキー場8カ所でスノースクートの滑走が許可されている。価格は1台平均10万円。仙台市青葉区一番町の自転車用品店「・・ing(イング)」がカタログ販売とメンテナンスを行っている。連絡先は022(266)8770。


2016年02月08日月曜日

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