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<ILC>経済効果を数値化

 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の誘致を目指す岩手県ILC推進協議会は、県内の経済波及効果などを研究する調査委員会を設置し、8日に初会合を開いた。
 委員は推進協や県、大学教授ら計7人。委員長に、ILC誘致をけん引してきた岩手県立大の鈴木厚人学長を選出した。
 ILC誘致が実現した場合、建設事業や研究活動の直接的効果に加え、関連産業の立地集積やイノベーション創出、施設見学を目的とした観光事業など多面的な経済波及効果を数値化する。調査結果は5、6月までにまとめる予定。
 将来的には東北ILC推進協議会などの関係組織と連携し、東北や日本全体への影響も調べ、国民挙げての誘致機運醸成も図る。
 委員からは「ILCを身近に感じていない県民もいる。分かりやすくリアリティーのある効果を示さないといけない」「ILC建設のプラス部分だけでなく、マイナス面も提示すべきだ」などの意見が出た。
 鈴木委員長は「ILCの波及効果を国民に理解してもらうことが目的。今後の政府決断をにらんで、説得力のある調査結果をまとめ、誘致実現につなげたい」と語った。


2016年02月09日火曜日

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