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<ベルフィーユ>攻守に力貴重な存在

1年間のブランクを乗り越えて現役復帰。体力を取り戻そうと、黙々と筋力トレーニングに励む
小柄な体をいっぱいに使って打つスパイク。高さのある相手ブロックの動きを読み、ワンタッチを誘う

◎それぞれの戦い/高橋咲妃恵 (22)

 165センチと小柄ながら守備力と攻撃力を併せ持つ貴重なプレーヤー。正確なレシーブでサーブをセッターに返し、前衛に回れば、相手のブロックアウトを狙う巧みなスパイクを放つ。
 サーブレシーブ成功率は現在リーグ2位の70.2%。「レシーブは当たり前にできないと。大きい選手に負けたくないので前衛でも頑張りたい」と意気込む。
 2012年に宮城・古川学園高からプレミアリーグのトヨタ車体入り。レシーブ専門のリベロとして活躍したが、左膝を痛めて14年6月に退団。以降は地元東京のカフェでアルバイトや出身中バレー部の外部コーチをして暮らしていた。
 「このままでいいのかな」と選手生活に未練を感じていた昨年3月、仙台から声が掛かった。1年のブランクがあることなどから迷ったが、葛和監督の「スパイカーとして使う」という言葉に挑戦意欲が刺激された。古川学園高時代は攻守に能力を発揮していたからだ。
 だが、筋力が落ちて体重は7キロ減っており、現役復帰後は「毎日、筋肉痛との戦い」。今では筋力トレーニングの成果で体重や腕、太ももの状態が戻りつつあり、左膝の状態も「落ち着いている」と言う。
 「話すのは苦手だけど、バレーは自分を表現できる」。高校時代を過ごした宮城で、葛和監督が期待する「オールラウンドプレーヤー」を目指して戦う。(随時掲載)

[たかはし・さきえ]1993年4月18日生まれ。東京都武蔵村山市出身。165センチ、55キロ。宮城・古川学園高−トヨタ車体。背番号3。ポジションはウイングスパイカー。


2016年02月10日水曜日

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