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<書く時計>反響刻々「いいね」18万件

試行錯誤を重ねて制作したプロックを調整する鈴木さん

 東北芸術工科大プロダクトデザイン学科(山形市)4年の鈴木完吾さん(22)の卒業制作、数字を書いて時間を知らせる時計「plock(プロック)」が、短文投稿サイト「ツイッター」で1日に約12万リツイート(転載)され、「いいね」が18万件に上る反響、関心を集めている。9日に山形市のキャンパスで始まった卒業、修了研究・制作展で展示されている。
 プロックは407個の木製パーツを組み合わせ、4本のペンが動いて中央に設置された磁気ボードに12時間表示、分単位で時刻を書く。高さ58センチ、横60センチ、奥行き20センチ。名前は「plot(書く)」と「clock(時計)」をもじった。
 宮城県蔵王町出身の鈴木さんは「時間の表現として、機械が字を書いたら面白いかもしれない」と、昨年4月に構想を思い付いた。地道に動作の実験を重ね、一つ一つのパーツは糸のこを使って切り出した。
 1分ごとにパーツのロックが解除されると、起伏を付けた「カム」という部品がペンにつながるアーム部分と連動し表示する。
 友人に見せるため、7日に撮影した動画をツイッターに投稿すると、瞬く間に「書き時計」として話題になった。1日でリツイートが約12万件、2日間では約15万件、「いいね」は約18万件に上った。「世界で通用するレベル」「発想がすごい」などとコメントが相次いだ。
 鈴木さんは「理論上はうまくいっても、木のゆがみで動かなかったりして大変だった。予想しなかった反響に驚いた」と喜ぶ。
 研究・制作展は14日までで、午前10時〜午後5時。約500人が発表する。連絡先は同大入学広報課023(627)2246。


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2016年02月10日水曜日

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