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閖上の記録・記憶残したい 名取で絵画展

閖上地区を描いた杉崎さんの作品を鑑賞する市民ら

 東日本大震災で被災した名取市閖上地区の復興への軌跡や失われる光景を描いた絵画展が、名取市役所1階市民ホールで開かれている。19日まで。
 名取市高舘地区出身の画家杉崎靖夫さん(70)=川崎市=が変わりゆく街の姿を素朴なタッチで表現。にぎわいを取り戻した「閖上朝市」、解体される校舎を名残惜しむ「さよなら閖上小」など油彩と水彩の計12点が並ぶ。
 杉崎さんは「古里をキャンバスに記録し、人の記憶に残したい」と震災直後から閖上に通い、仮設住宅などで作品を展示。今回は震災から5年を振り返り、あらためて心に刻んでほしいと企画した。
 閖上で生まれ育ち、現在は岩沼市で暮らすパート従業員高橋彩さん(30)は「復興事業で風景が様変わりする中、懐かしい面影に出会うことができた」と作品に見入っていた。
 平日午前9時〜午後5時(最終日は午後3時まで)。入場無料。連絡先は杉崎さん090(3686)1576。


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2016年02月12日金曜日


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