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被災の石巻市中心部 生鮮市場を民間で整備 

 東日本大震災で被災した石巻市中心部の旧北上川河口部にある市の土地区画整理事業地に、民間業者が協力して観光交流施設の生鮮マーケットを整備する。運営会社は2017年5月のオープンを目指している。

 マーケットは木造一部2階で、延べ床面積約1700メートル以内を想定。1階は地元の野菜や鮮魚、海産物の販売店舗で、2階はレストラン(約120席)にする。総事業費は約5億円。市内25の水産加工会社や飲食店などが昨年12月下旬、運営会社「元気いしのまき」を設立した。計画では従業員として正規とパート計約50人を雇用する。
 来場客向けには競り体験、鮮魚解体ショーのほか、購入品でバーベキューができるようにする。年間40万人の購入客と、直営部分の売り上げ約6億7000万円を目標にする。
 施設の整備は、震災で水産業界が失った海産物の販路回復や交流人口拡大などが狙い。元気いしのまきの後藤宗徳社長は「新商品を開発して首都圏に発信したり、水産加工会社の工場見学会を開いたりして、買い物客や観光客を増やす取り組みを総合的に進める」と話している。


2016年02月12日金曜日


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