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建国記念の日 賛否両派で集会

報道の自由について語る古賀氏
約1000人が参加した県民大会

 「建国記念の日」の11日、仙台市内では記念日を祝う団体と反対する市民団体がそれぞれ集会を開いた。

◎強まる政治介入報道の自由守れ

 宗教団体や労働組合など宮城県内の50団体でつくる靖国神社国家管理反対県連絡会議は、青葉区のフォレスト仙台で信教・思想・報道の自由を守る県民集会を開き、約700人が参加した。
 元経済産業省官僚の古賀茂明氏が「報道の自由と民主主義−日本の進むべき道」と題して講演した。古賀氏は、マスコミへの政治介入が強まっている点を指摘した上で「日本のマスコミはジャーナリストではなく、会社員になってしまった」と要因を分析。
 さらに「政府による圧力と懐柔でマスコミが機能しなくなると、民主的選挙で独裁政権が生まれてしまう」と警鐘を鳴らした。
 集会は毎年開かれ、42回目。講演後、参加者はシュプレヒコールを上げながら市中心部をデモ行進した。

◎国会議員ら1000人国歌斉唱し祝う

 仙台市青葉区の電力ホールでは「第50回建国記念の日を祝う県民大会」(実行委員会主催)があり、県選出国会議員や県議、県民ら約1000人が参加した。
 全員で君が代を斉唱。大会長の安部孝県議会議長は「東日本大震災から間もなく5年。創造的復興を成し遂げるため英知を結集し、次世代の子どもたちが安全で安心して暮らせるような確かな道筋を示したい」と式辞を述べた。
 村井嘉浩知事、奥山恵美子仙台市長も出席し、あいさつした。
 評論家の金美齢氏が「美しい国への道程(みちのり)」と題して記念講演したほか、県内の幼稚園児と保育園児による踊りや体操の披露もあった。


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2016年02月12日金曜日

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