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<楽天>激しい定位置争い カギ握る3外国人

久米島キャンプで遊撃の守備練習をする(右から)哲朗、茂木、吉持

 東北楽天の内外野で定位置争いが激化している。内野の茂木栄五郎(早大)、外野のオコエ瑠偉(東京・関東第一高)ら新加入選手が起爆剤となり、「もともといた選手たちに刺激を与えてくれている」と梨田昌孝監督がうれしい悲鳴を上げるほどだ。大リーグ通算162本塁打を誇るゴームズが加入する前に存在感を示そうとする選手もいる。し烈な定位置争いを中間報告する。
 外野の3枠は、チームの顔とも言える松井稼頭央、ゴームズがほぼ内定している状況。残った1枠をめぐる争いが激しい。岡島豪郎、聖沢諒、内野手登録のウィーラー、福田将儀、枡田慎太郎、島内宏明が高いレベルでしのぎを削る。オコエも久米島キャンプでプロのレベルに慣れ、開幕1軍を目指して、さらなる成長が期待される。
 内野は一、三塁と遊撃が激しい。一塁は新外国人アマダー、銀次、栗原健太と主軸クラスが争う。フリーエージェントで加入し、梨田監督から定位置を確約されていた今江敏晃がけがで離脱した三塁は最も激烈だ。茂木、中川大志のほか、複数の守備位置を守れる銀次、ウィーラーが回る可能性もある。今江も開幕に間に合うように調整を続けている。
 遊撃は松井稼が外野転向した昨季、選手を固定化できなかった。だが今季は、哲朗、吉持亮汰(大商大)、茂木、三好匠と若手が順調に育っている。
 二塁は球界を代表する名手の藤田一也がほぼ不動で、12日から2軍調整に回った。だが、13日以降実戦が増える沖縄本島で、茂木、阿部俊人、三好がアピールを強めれば雲行きも変わりうる。
 後藤光尊、牧田明久ら実績ある内外野の選手も今後1軍合流する機会をうかがっている。
 鍵を握るのが外国人3選手の起用法。誰が指名打者に回るかで、内外野の守備位置に影響が出てくる。梨田監督は「二塁の一カ所だけで許されるのは藤田くらいだ。銀次、茂木らに複数の守備位置を経験させながら、やりくりする」と語る。(金野正之)


2016年02月13日土曜日

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