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<黄金伝説展>憧れから神話へ 美術館で講演

多くの美術愛好家が訪れた黄金伝説展記念講演会

 仙台市青葉区の宮城県美術館で開催中の特別展「黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝」(宮城県美術館、河北新報社、東北放送主催)の記念講演会が13日、同館であった。東北大大学院文学研究科の芳賀京子准教授(古代ギリシャ・ローマ美術史)が「地中海の黄金−伝説と歴史と発見」と題して語り、美術愛好家約150人が熱心に耳を傾けた。
 芳賀氏は、古代から人類が黄金に魅了されてきた背景に砂金として自然界に存在していたことなどを指摘しながら「腐食せず、永遠性や魔力を感じさせる金に権力者は心を奪われ、身に付けたり、ともに埋葬されたりすることを願った」と語った。
 また、黄金伝説展に展示されているギリシャ神話にちなんだ作品を紹介し「古代ギリシャ世界では金がほとんど産出しなかったために黄金への憧れが強く、金が神の領域になっていった」と説明した。
 特別展は3月6日まで。月曜休館。観覧料は一般1500円、学生1300円、小中高校生800円。


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2016年02月14日日曜日

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