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<日本海津波>避難意識向上に重点

 吉村美栄子山形県知事は15日の定例記者会見で、10日に公表した日本海の大地震で発生する津波の浸水・被害想定案に触れ、「『まずは避難する』という意識付けに重点を置き、沿岸自治体と連携して対策を進めたい」との考えを示した。
 想定案は津波の最高水位16.3メートル、最短到達時間5分、死者は最大5250人に達すると予測した。「津波は想定通りの高さや時間で到達するとは限らないが、最悪の場合は甚大な被害が生じることは理解しておく必要がある」と述べた。
 早期避難率が高まれば、人的被害が最大95%減少するという試算結果を重視。「自分の命を守ることを最優先に、とにかく一刻も早く避難することを再認識してほしい。訓練を積み重ねることで、いざという時に行動できる」と強調した。
 「太平洋側に比べ津波は多くないと言っても歴史を見れば起きている。安心してはいられない」と指摘。「沿岸には高齢者も多い。安心して観光してもらうためにも、津波避難タワーの整備などにしっかり取り組む必要がある」と語った。


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2016年02月16日火曜日


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