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被災地支援に感謝の花束 NPOが活動終了

花束や記念品を受け取るロシナンテスのメンバー

 東日本大震災で被災した名取市閖上地区や宮城県亘理町の復興支援に取り組むNPO法人「ロシナンテス」(北九州市)が本年度で被災地支援活動を終了することになり、閖上の住民が7日、感謝を込めて「お別れ会」を開いた。
 会場の美田園第1仮設住宅集会所には、川原尚行理事長(50)らロシナンテスのメンバー6人と閖上の住民約30人が参加。地域情報紙「閖上復興だより」編集長の格井直光さん(57)が「多くの支援をもらい、いくら頭を下げても足りないほどだ。このつながりを今後も継続していきましょう」とあいさつした。
 住民はメンバーに花束や記念品を贈呈して感謝の気持ちを伝えたほか、一緒に酒を酌み交わしながら5年間の歩みを振り返った。
 ロシナンテスは震災直後から宮城県南地域で緊急医療支援やがれき撤去に奔走。名取市では、閖上復興だよりの発行支援や、小中学生の学習を支える寺子屋の運営に取り組んだ。自治体からの支援事業委託が本年度で切れるため、やむなく活動終了を決めたという。
 川原理事長は「被災地支援を続けられないのは悔しいが、宮城を第二の古里のように思っており、これからも定期的に訪れたい。住民が心を一つにし、震災前より素晴らしい閖上ができるよう願っている」とエールを送った。


2016年02月17日水曜日


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