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青空へ 津波に耐えたウメ開花

澄んだ青空に映えて咲く津波に耐えたウメの花=19日、東松島市宮戸地区

 二十四節気の一つ「雨水」の19日、宮城県内は青空が広がり、春を感じさせる陽気となった。東松島市の民家では、津波に耐えたウメの開花が進み、甘い香りを漂わせている。
 雨水は雪が雨に変わり、草木が芽生えるころとされる。仙台管区気象台によると、19日の最高気温は丸森で14.4度、仙台12.3度、東松島12.6度。各地で4月上旬並みとなった。
 東松島市宮戸地区の渡辺智美さん(82)方の庭先では、3本のウメの木が三分咲きとなった。東日本大震災で1.5メートルの津波が押し寄せ、自宅は全壊。満開だったウメの木も水をかぶり、がれきに埋もれた。
 震災から間もなく5年。渡辺さんは「花を見ると震災を思い出す。ことしもきれいに咲いてくれてありがたい」と目を細めた。


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2016年02月20日土曜日


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