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釜石湾漁協 14施設復旧完了へ

 東日本大震災で被災した岩手県釜石市の釜石湾漁協は19日、漁業関連施設の復旧事業が本年度でほぼ完了するのを記念した式典を同市のホテルで開いた。組合員ら関係者が地域漁業の復活を誓った。
 整備したのは漁協事務所や作業倉庫、番屋など14施設。2012年9月以降、順次着工した。各事業費は948万円〜4億1093万円で大半を国や県などの補助で賄った。
 漁協は震災で漁業関連施設のほとんどを失い、組合員15人と職員1人が犠牲になった。天然のアワビやホタテ漁、ワカメやホタテなどの養殖を主力とし、昨年度の水揚げ額は約6億3000万円で震災前の約9割に回復した。
 建設会社などから寄贈された20枚以上の大漁旗が掲示された会場で、細川道弥組合長は「完成した施設を十二分に活用し、安全で安心な水産物を消費者に届けよう。新たな船出だ」とあいさつした。


2016年02月20日土曜日


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