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<避難解除>南相馬は4月 政府が目標

 政府の原子力災害現地対策本部は19日、東京電力福島第1原発事故に伴う南相馬市内の避難区域について、4月を目標に避難指示を解除する考えを明らかにした。詳細な時期は除染の完了確認などを待って決めるとしており、5月以降にずれ込む可能性も高い。
 同日の市議会全員協議会で説明した。桜井勝延市長は「4月下旬から5月ごろに行う説明会を経て最終判断する」と述べ、慎重に住民意向を見極める姿勢を示した。
 現地対策本部は今月中に宅地周辺の除染が終わる前提に基づき「故郷での生活を再開し、復興を本格的に進めることが重要」と強調し、理解を求めた。2月まで予定していた準備宿泊の当面の延長も表明した。
 議員側からは「4月解除は手続き的に間に合うのか」「除染廃棄物が放置されたままでは帰還できない」など、国の判断を疑問視する質問が相次いだ。
 終了後、現地対策本部の後藤収副本部長は「解除はスケジュールありきではない。見直しはあり得る」と語った。


2016年02月20日土曜日

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