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<bj仙台>逃げ切り失敗 終盤に逆転

仙台−信州 第4クオーター、試合終了間際、仙台・ホワイト(41)がシュートを外し逆転負け

 東地区首位の仙台は20日、仙台市のゼビオアリーナ仙台で信州と対戦、80−82で敗れ3連勝を逃した。通算成績は25勝10敗で同地区首位は変わらない。仙台が同一カード初戦を落としたのは今季初。
 仙台は第4クオーター、信州の猛攻に遭い、最終盤に逆転を許した。片岡やボイキンが要所で得点したが、引き離し切れなかった。
 秋田市の県立体育館で同地区3位の秋田は富山を破り2位に浮上した。通算成績は23勝10敗。
 滝沢市滝沢総合公園体育館に横浜を迎え撃った岩手は大勝。福島は郡山市郡山総合体育館で東京を下し、新潟市東総合スポーツセンターで青森は新潟に敗れた。
 東北の各チームは21日も同じ相手と同じ会場で戦う。

信州(16勝19敗)82 20−24 80 仙台(25勝10敗)
             15−15
             22−25
             25−16
▽観衆 2924人(ゼビオ)

 仙台が最終盤に逆転を許し、今季初めて同一カードの初戦を落とした。64−57で迎えた第4クオーター、インサイドを攻められ反撃を許すと、1分を切って1点差に迫られ、残り約3秒で試合をひっくり返された。最後の攻撃でホワイトが逆転のシュートを狙ったが、決まらなかった。

◎今季初の初戦黒星/勝負どころで連続ミス響く

 東地区首位の仙台が今季初めて同一カード初戦黒星を喫した。8位信州相手に試合開始直後からリードを保ちながら、土壇場に逆転負け。河内ヘッドコーチは「自分が適切な指示ができなかった。申し訳ない」と悔しさをかみ殺すように語った。
 第4クオーター残り19秒、1点差に迫られる。さらに残り9秒、ギブソンにインサイドを突かれると、ファウルで止めるのが精いっぱい。フリースロー1本を決められ同点。2本目は外れたが、リバウンドを奪われ、ベルに勝ち越しの2点シュートを沈められた。
 1点リードだった残り17秒には主将の志村がフリースロー2本を獲得するも、「何年ぶりか」というまさかの連続失敗。「いつも通り打ったつもりだったが、どこか違ったのだろう」と厳しい表情で振り返る。
 相手外国人はいずれも仙台の双塔・ホワイト、ボイキンより長身。ゴール近くまで押し込まれないよう体を張っていたが、インサイド陣に疲れが見え始めた第4クオーター、「ボディーブローのように効いて、足が止まってしまった」(志村)。
 残り3秒からの最後の攻撃。逆転を託した3点シュートを外したホワイトは「初めて土曜日に負けたという危機感を持ち、2戦目に臨む」と、気持ちを切り替えようとしていた。(佐藤夏樹)

<片岡「もったいなかった」>
 仙台の片岡はチーム日本人最多の11得点にも、「勝てた試合だった。一人一人がもっと頑張らないといけない」と悔しさをにじませた。
 逆転された第4クオーターより第3クオーターを反省する。最大16点リードを奪いながら、直後に9連続失点。「自分たちのペースを保てず、もったいなかった」
 第4クオーターには、鋭いドリブルで切れ込むなど5得点。信州の猛反撃に遭いながら、必死に攻め続けた。「個人的には積極的にプレーできた。それを次も続けていく」と前を向いた。

<信州の和田、古巣に一撃>
 元仙台の信州・和田が活躍した。第4クオーター残り20秒を切り、右サイドから倒れ込みながら79−80と1点差に迫るシュートを決め、逆転勝ちのきっかけをつくった。「みんなの気持ちがボールに移った」と喜びをかみしめた。
 大卒新人として仙台に2季所属。今季から信州でプレーする。「仙台では中に切れ込む役割だったが、信州では点を取れる選手になろうと思った」と幅を広げている。
 かつてのホームでのゲームは「黄色いコートに圧倒され、ミスも多かった」と振り返る。「あしたは修正して、本当に成長した姿を見せたい」と誓った。


2016年02月21日日曜日


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