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<ベガルタ>GK争い過熱 石野コーチも奮闘

正GKを争う六反(左)と関=宮崎県総合運動公園ラグビー場

 正GK争いが熱を帯びている。石川慧が負傷による別メニュー調整を続けているため、現状では六反、関の一騎打ちの構図だ。27日に控えるリーグ開幕試合のアウェー横浜M戦まで1週間と迫った中、J1新潟から今季加入した石野GKコーチの手腕にも注目が集まる。
 18日のミニゲーム。六反と関はエリア内にドリブルで侵入する選手の足元に、恐れずに飛び込んだ。その後の練習でも2人は約25メートル離れた位置から放たれた石野コーチの強烈な無回転シュートを次々とはじくなど、ともに気迫あふれるプレーを見せた。
 定位置争いを一歩リードしているのは六反。12日のJ1甲府との練習試合では第1試合の主力組に入り、90分間を無失点とした。「昨年のキャンプよりもハードで、いい練習になっている」と充実感を漂わせる。昨季は開幕先発出場こそ関に譲ったが、第1ステージ第3節から守護神に定着し、日本代表にも選ばれた。今季は自身初となるJ1開幕先発を果たし、さらなる飛躍を期す。
 一方の関は、甲府戦第2試合にフル出場し2失点。練習生が入った構成上の不利もあり、アピールできなかった。一昨季はレギュラーだったが、昨季は控えに甘んじた。「チャンスが少ない中、結果を残せたと思うが、悔しさもある。開幕戦まで、まだ状態は上げられる」と巻き返しを誓う。
 石野コーチは六反を「フォーム、手の出し方を変え、シュートを止める範囲が広がってきた」と、関に対しては「俊敏で1対1に強い。守備範囲を広げる練習に意欲的に取り組んでいる」とそれぞれ評価する。
 「(4年間所属した)新潟の球際の強さを、チームに浸透させたい」と抱負を語る石野コーチ。「競争の中で力を発揮し、レギュラーをつかんでほしい」と、闘争心を燃やす2人を見守る。(狭間優作)


2016年02月21日日曜日


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