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<震災5年へ>首相、水産業の復興状況確認

塩釜市の塩釜水産物仲卸市場でクロマグロなどを購入する安倍首相(右から2人目)と、案内する佐藤市長(右端)=写真部・高橋諒撮影

 安倍晋三首相は21日、東日本大震災で被災した宮城県塩釜市、石巻市、女川町を訪れ、災害公営住宅や地元の水産加工業者、新設された商店街を視察した。
 塩釜市の塩釜水産物仲卸市場では、塩釜港に水揚げされたクロマグロのほかカニ、イクラを購入。同行した村井嘉浩知事らと海鮮丼を味わい、「非常に豪華ですね」と頬張った。
 佐藤昭市長は、仲卸市場が震災発生の3日後にテントを張って食材を提供したことを説明。「塩釜の水産加工物は(原発事故の)風評被害に苦しんでおり、国の力添えがほしい」と伝えた。安倍首相は「分かりました」と答えたという。
 石巻市では新蛇田地区の災害公営住宅を訪問。集会場で居住者らと一緒に太巻き作りに取り組み、「行政が一丸となり新たなコミュニティーづくりに協力したい」と話し掛けた。水産業復興特区に認定された桃浦かき生産者合同会社(石巻市)も訪れ、生カキなどを試食した。
 女川町では被災事業者らが入居するテナント型商店街「シーパルピア女川」を視察。商店主らを励まして歩き、「『いい街をつくりたい』という町の夢が形になった」と感想を述べた。


2016年02月22日月曜日

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