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元野良猫だけど…今は幸せにゃん 写真展

新たな飼い主と暮らす猫の写真を集めた展示会

 飼い主が見つかった元野良猫を撮影した写真を集めた「しっぽゆらゆら写真展」が、仙台市宮城野区扇町の市動物管理センターで開かれている。愛情を注がれて暮らす姿を紹介しつつ、多くの動物が捨てられる現実を知ってもらおうと、22日の「猫の日」にちなんで初めて企画した。29日まで。
 展示しているのは、センターが2011〜14年度に実施した野良猫の譲渡会で引き取られた猫の写真約140点。いずれも飼い主が撮った。あおむけに寝転がったり愛らしい表情を見せたりと、穏やかな日常を収めた作品が並ぶ。
 好きな写真への投票も来場者から受け付けており、センターが投票結果に基づいて受賞作品を決め、3月に表彰式を開く。
 センターが収容する野良猫は年間約1300匹に上り、このうち約700匹を殺処分し約400匹を譲渡している。収容数は犬の6倍以上。野良猫の多くは捨てられた飼い猫や、不妊手術をさせないまま屋外に出た際に生まれた子という。
 市は不妊手術や室内飼育を呼び掛ける冊子を配っているが、効果は十分に上がっていない。センターの獣医師仲嶺友香さん(36)は「来場者に猫の適切な飼い方を周りに広めてほしい」と期待する。
 写真展初日の12日に訪れた宮城野区の主婦福本恵子さん(46)は「猫たちが幸せに暮らす写真を見て安心した。捨てられる猫がいなくなるよう願いたい」と話した。
 入場無料。平日の午前9時〜午後3時。連絡先は市動物管理センター022(258)1626。


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2016年02月22日月曜日

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