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<地ビール>被災の東松島再生 希望の一杯

東松島の地ビール「GRAND HOPE」

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県東松島市で、地元産大麦を使った地ビールが発売され、人気を集めている。ビールには東松島をアピールし、震災の記憶の風化を防ぐ狙いが込められている。
 名称は「GRAND HOPE」で、瓶詰330ミリリットル入り。一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)が同市小松地区で栽培し、昨年6月に収穫した大麦を使い、宮城県加美町の第三セクター薬莱振興公社が醸造した。ホップの種類と調合を工夫し、かんきつ系の香りが広がる。
 緑色の瓶は奥松島の自然をイメージ。ラベルのデザインは地元デザイナーが担当、市の観光資源である航空自衛隊松島基地の曲技飛行隊「ブルーインパルス」と大麦を組み合わせた。プロジェクト名「希望の大麦」も明記した。
 市野蒜地区の農業法人アグリードなるせの施設「NOBICO」などで500〜550円で販売。市内の飲食店でも取り扱う。限定3000本だが、完売した際は追加生産も検討する。
 HOPEの担当者は「さっぱりとした味が魅力。市特産品のカキやノリと一緒に楽しんでほしい」と話す。連絡先はHOPE0225(98)7311。


2016年02月23日火曜日

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