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まろやか梅干し全国2位 色つや香り高評価

「受賞は地域の皆さんの協力のおかげ」と話す佐藤宗男さんと多貴枝さん

◎蔵王の農家 東北勢初の上位入賞

 大分県で昨年開かれた「第7回全国梅干コンクール」で、蔵王町の農業佐藤宗男さん(51)の梅干しが初出品で2位の優秀賞を受賞した。4年に1度のコンクールで、東北勢初の上位入賞。梅の生産から加工、販売まで一貫して手掛ける佐藤さんは「収穫などで協力してくれた一人一人のおかげ。気を引き締め、品質を磨きたい」とさらなる高みを目指す。

 梅農家4代目の佐藤さんは10年ほど前から、妻の多貴枝さん(51)と本格的に梅干し作りを始めた。約2.6ヘクタールの梅林でオリジナル品種「宗次郎」を中心に農薬や化学肥料をできるだけ抑えて栽培。完熟の梅を漬け込み、赤しそを加えない「白干し」と「しそ漬」を製造する。使うのは塩のみで無添加で仕上げる。
 昨年10月のコンクールには、全国から過去最多の1302点が寄せられた。佐藤さんのしそ漬は、味に加え、色つや香りもそろい高評価を得たという。
 「自然界の助けをもらって最もいい時期に収穫し、原料を吟味して漬ける。普通にやってきたことが認められて驚いた」。控えめに喜ぶ佐藤さんは「酸味と塩味のバランスよく、まろやかな口溶けの梅干しを目指したい」と話す。
 「梅庵 宗久」のブランドで県内の百貨店やスーパーで販売中。1パック(100グラム)税別350円など。連絡先は佐藤さん0224(33)3675。


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2016年02月23日火曜日


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