宮城のニュース
  • 記事を印刷

震災孤児後見人さらに4320万円横領か

 未成年後見人の立場を悪用し、東日本大震災の孤児から現金を横領した事件で、仙台地検は22日、さらに現金約4320万円を着服したなどとして、業務上横領容疑などで、石巻市の飲食店経営島吉宏容疑者(40)を再逮捕した。逮捕は3回目。被害額は計約6900万円に上った。
 逮捕容疑は2011年9月〜12年5月、未成年後見人の立場を悪用し、両親を震災で亡くしたおい(14)名義の預金口座から計約4200万円を払い戻すなどした疑い。
 11年4月には、おいの母親に当たる当時30代の姉が震災で犠牲になったのに、銀行に「入院中のため代理で来た。自宅が津波で流され、通帳がない」とうそをつき、現金計約120万円を引き出した疑い。
 地検は22日、14年4〜11月、おいの口座から流用目的で計約2190万円を自分名義の口座に振り込んだとして、島容疑者を業務上横領罪で追起訴した。島被告は、11年8月においから現金約400万円を着服した別の業務上横領罪でも起訴されている。
 地検によると、被告は着服した金で高級車やバイクなどを購入していた。被害金には遺族特別援護金なども含まれているという。


2016年02月23日火曜日

  • 記事を印刷

先頭に戻る