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半導体「福島SiC応用技研」福島・楢葉に進出

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が昨年解除された福島県楢葉町に、半導体応用製品の「福島SiC応用技研」(いわき市)の進出が決まり、町と同社が22日、基本協定を締結した。
 福島SiC応用技研は、堀場製作所(京都)創業者の故堀場雅夫氏やローム(同)が中心となり、福島の復興支援を目的に2014年9月に設立。最先端半導体技術であるシリコンカーバイド(SiC)応用製品の開発・生産を手掛ける。
 楢葉南工業団地の使用されていない工場(床面積3500平方メートル)を改修。研究・生産拠点とし、本社も移す。17年4月の操業開始予定で、SiCを応用したがん治療装置の小型化や低コスト化などに取り組む。
 技術者ら20人程度を雇用し、当初は年5億円の売り上げを見込む。投資額は約20億円。津波・原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金を受ける。
 楢葉町での調印式で、古久保雄二社長は「最先端の職場を提供することで、日本全国から若手技術者を引きつけ、復興に貢献したい」と述べた。


2016年02月23日火曜日

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