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<十和田湖遊覧船>企業組合が廃止届

 賃金未払いなどの問題から来期の運航を休止した十和田湖遊覧船企業組合(青森県十和田市)が、定期航路事業の廃止届を東北運輸局青森運輸支局に提出したことが23日、分かった。経営破綻した運航会社の従業員が始めた遊覧船事業は、復活から1年半で幕を下ろすことになった。
 運輸支局によると、19日付の廃止届が22日、郵送で届いた。企業組合の南里常夫代表理事に内容を確認して同日、受理した。
 運航をめぐっては10日に南里氏が休止届を出したばかりだった。廃止について実質オーナーの日向義孝理事長代行は取材に応じず、日向氏の関係者は「話すことはない」と述べた。
 企業組合は青森市の運航会社の破綻後、従業員らが日向氏の出資を受けて2014年5月に設立。同年8月から休屋−子ノ口(ねのくち)間を運航していた。
 元従業員は「廃止届で組合は事実上おしまい。遊覧船事業に今後も携わっていきたいが、今は考えがまとまらない」と語った。
 湖では十和田観光電鉄(十和田市)も定期航路を長年運営。年間10万人以上が利用する観光のシンボルになっている。


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2016年02月24日水曜日

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