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<ヌッフデュパプ>岩手食材の魅力伝え20年

仕事帰りの会社員らでにぎわうヌッフデュパプ=盛岡市大通

 盛岡市大通のワインレストラン「ヌッフデュパプ」が20周年を迎えた。地元生産者と二人三脚で考えた多彩な料理を提供してきた。東京出身のオーナー伊東拓郎さん(51)は「これからも岩手の食材の魅力を全国に発信する」と張り切る。
 開店は1995年。店名は仏語で「法王の新たな館」を意味する南仏のワイン「シャトー・ヌッフ・デュ・パプ」にあやかった。常備3000本のワインとともに、岩手県特産の短角牛や白金豚、三陸カキなどの海産物、農家直送の野菜を使った料理を味わえる。
 同市中ノ橋でワインバーを経営する菊地俊宏さん(62)が創業。当時、東京の百貨店の酒類売り場に勤めていた伊東さんのワインの知識を見込んでスカウト。初代店長に就くと、農家や畜産家を訪ね歩き、岩手の食材を研究した。
 ヌッフ創業当時からイチゴやカボチャなどを提供する佐々恵農園(盛岡市)の佐々木浩之さん(50)は「食材の魅力を引き出すためにどんな工夫が必要か議論を重ねた経験が、生産者としての自信にもつながった」と話す。
 伊東さんは07年に菊地さんを引き継ぎ、12年には東京に「ヌッフデュパプ六本木」を開いた。「一切の妥協を許さない岩手の生産者の熱意を届けたい。全国の人が味わいたくなる料理の提案を続ける」と奮闘する。連絡先は019(651)5050。


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2016年02月24日水曜日

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