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住宅地価横ばい 宮城・15年12月

 宮城県不動産鑑定士協会がまとめた昨年12月時点の宮城県内の不動産市場動向指数(DI)によると、取引価格が半年前より上昇したかどうかを示す住宅地価DIは8.4となった。昨年6月の前期比は0.2ポイント上昇でほぼ横ばい。商業地価DIは1.5ポイント低下の13.3だった。
 住宅地と商業地の価格DIの推移はグラフの通り。住宅価格DIは2013年6月のピーク後、東日本大震災の移転需要が徐々に減少し、全体では沈静化傾向が続く。
 地域別で気仙沼、石巻両市などの沿岸北部の住宅地価DIはマイナス3.4で2回連続のマイナス。名取市や岩沼市などの沿岸南部は7.9ポイント低下の7.1だった。白石市や大河原町などの内陸南部はマイナス12.5で、11年6月の調査開始以来最低だった。
 仙台市は3.8ポイント上昇の17.6で、3期ぶりの増加。市地下鉄東西線沿線や太白区あすと長町地区で取引が活発だった。
 商業地は金融緩和や低金利の影響で投資環境が整い、仙台市が26.1と好調だった。一方で被災地の沿岸北部がマイナス5.0、沿岸南部が6.7などと振るわなかった。
 ことし6月の予測DIは住宅地がマイナス11.8、商業地がマイナス7.7。
 同協会の震災土地評価特別委員会の千葉和俊委員長は「住宅再建のための土地取得が一段落したようだ。投資対象として仙台の取引が活発になった」と説明した。
 調査は818社を対象に実施。254社から回答を得た。


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2016年02月25日木曜日


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