秋田のニュース

<ご当地ヒーロー>タイ見参 海外展開第1弾

タイで披露したご当地ヒーロー「タイミライガー」(正義の味方提供)

 秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」などを手掛けた海老名保さん(46)が社長を務める「正義の味方」(秋田県にかほ市)が、ご当地ヒーローの海外展開に乗りだした。第1弾はタイ。バンコクで今月12〜14日に開かれた日本文化の見本市「ジャパンエキスポ」で、「タイらしさ」を意匠に取り入れた新ヒーローを披露した。アジアを中心に、地域色豊かなヒーローを育てていく。
 海外進出は、ネイガーや、東日本大震災の被災地の子どもたちを励ます「東北合神(がっしん)ミライガー」を考案した海老名さんら6人で取り組む。「国内だけでは市場に限りがある。世界各国の子どもたちに夢や勇気を持ってもらおうと企画した」と海老名さんは狙いを語る。
 タイでデビューしたのは「タイミライガー(仮称)」。不死鳥をモチーフにしたほか、現地に多いとんがり屋根に似せて、頭頂部はキリ状の尖ったデザインにした。ベルトには国旗の赤、紺、白を配色。高温多湿の気候を考慮して、衣装は軽量化や通気性の向上を図った。
 14日にジャパンエキスポで行ったヒーローショーでは、声援や拍手が飛び交い、握手会では子どもたちの行列ができたという。「観客の反応は日本と同じだった」と海老名さんは手応えを語る。現地の放送局や投資家らに売り込むため、お披露目会も開いた。
 ヒーローが地域に根付き、人々に愛されるように、メンバーは海外進出に当たり、現地の文化に敬意を払うことを重視している。タイミライガーという名前も、本格的に進出が決まれば、タイの人に方言などを取り入れた新たな名前を付けてもらう。
 ヒーローには「日本の東北で修行した」という設定を加える。海老名さんは「あのヒーローが育った場所を見たいと、東北を訪れる人が増えてくれればうれしい」と話し、観光客の誘致にも一役買いたい考えだ。


関連ページ: 秋田 社会

2016年02月25日木曜日


先頭に戻る