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<中間貯蔵>除染廃棄物1年で3.7万立方m

一時保管場で、クレーンを使って除染廃棄物が入った袋を積み重ねる作業が行われた=福島県大熊町夫沢の大熊東工業団地

 東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を収容する中間貯蔵施設(福島県大熊町、双葉町)への試験輸送開始から1年となるのを前に、環境省は24日、施設内の一時保管場を報道陣に公開した。
 中間貯蔵施設の本格工事が始まるまで除染廃棄物を保管する施設で、両町の計9万平方メートルに約5万立方メートルを収容できる。
 この日は、積み重ねた除染廃棄物の袋に遮水シートをかぶせる作業や、袋をクレーンを使って積み上げる作業などが公開された。
 試験輸送は昨年3月に大熊町を皮切りに開始。これまで中島村を除く県内42市町村で搬入作業を行い、17日現在で約3万7000立方メートルの廃棄物を搬入した。3月の試験輸送完了を目指している。
 新年度に本格輸送を始め、本年度の3倍近い15万立方メートルを、今後整備する一時保管場に搬入する計画。環境省福島環境再生本部の小沢晴司副本部長は「一年を通じ、安全な試験輸送ができた。課題を整理し、より多くの量を運べるように努力したい」と話した。


2016年02月25日木曜日


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