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<宮城指定廃>環境省、基準超10年後6%に減少

 環境省は25日、東京電力福島第1原発事故で発生した宮城、栃木、群馬、千葉の4県の指定廃棄物の5年後と10年後の将来推計値を発表した。宮城の指定廃棄物3404トンは放射性セシウム濃度の低下が進み、10年後の2026年に国基準値(1キログラム当たり8000ベクレル超)を上回る量が194トン、全体の6%に減少する。
 宮城は昨年の再測定結果を基に算出した。5年後の21年に基準を超すのは238トン(7%)。各推計値は先に明らかになった専門家の試算と同水準だった。
 宮城には基準を下回る稲わらなど農林業系廃棄物が約5万3000トンある。最終処分場はこれら基準以下の廃棄物の焼却灰の保管も想定している。
 井上信治副大臣は同日の定例記者会見で、「安全に管理していく重要性は(指定廃棄物の)量が減って変わらない」と述べ、最終処分場建設の必要性をあらためて強調。未指定の廃棄物の再測定については「(県から)要望があれば考えさせてもらいたい」と語った。
 宮城以外では、26年時点で基準を超す量が、栃木で31%の4250トン、千葉で41%の1510トン、群馬で23%の269トンまでそれぞれ減少する。


2016年02月26日金曜日

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