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<議長政活費疑惑>就任後は事務所費に充てず

 宮城県議会の安部孝議長(宮城選挙区)による政務活動費(政活費)の不正支出疑惑で、安部氏が議長に就任した昨年11月以降、問題となっている仙台事務所(仙台市青葉区)の賃料などへの支出をやめていたことが25日、分かった。
 安部氏はこれまでの記者会見で「議長になり、公務と政務の状況が変わったため」と説明。仙台市民オンブズマンは「必要な支出であれば、やめる理由はないはず」と疑問視している。
 安部氏が提出した収支報告書などによると昨年4月1日〜11月12日、政活費を仙台事務所の賃料や光熱費、電話料金の一部に充て、支出額は61万円に上った。
 オンブズマンが情報公開請求で入手した11月13日〜12月末の報告書では仙台事務所の支出がなくなり、事務所費は松島事務所(松島町)の賃料や光熱費の一部のみだった。安部氏は11月27日に議長に選出された。
 オンブズマンは「必要だから政活費を充てていたはずなのに、議長になったからやめるというのは説明がつかない。これまでの支出は何だったのかということになる」と指摘した。
 安部氏は2009〜14年度、当時内縁関係だった妻が共有する建物を事務所とし、政活費から賃料など計540万円を支出。オンブズマンは「県議会の手引が不適切とする同一生計の親族への支出」などとして県に返還させるよう住民監査請求した。


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2016年02月26日金曜日


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