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<震災5年へ>持ち主は…拾得物を巡回展示

津波で被災したランドセル。所有者の元に戻る日を待つ

 宮城県気仙沼市の一般社団法人気仙沼復興協会は25日、東日本大震災後に見つかった位牌(いはい)や表札などを巡回展示する「思い出の品返却会」を始めた。3月16日まで市内7カ所で開く。
 初日は本吉公民館を会場に、トロフィーやメダル、ランドセル、学校の名札など約600点と写真多数を展示した。写真はパソコンで検索でき、来場者は真剣な表情で画面を見つめた。
 協会が保管してきた津波による拾得物は写真100万枚、物品2万5000点。7割が所有者に戻った。主に同市長磯船原の事務所で常設展示しているが、震災から5年を機に物品中心の巡回展示を初企画した。
 協会職員の鈴木貴志さん(44)は「住まいが落ち着き、思い出の品を回収できるようになった人が増えている。5年の節目に探してほしい」と話す。
 次回以降は、29日に大谷公民館、3月6日に市保健福祉センター燦(さん)さん館、7日に舘老人憩いの家、12日に市営南郷住宅集会所、15日に気仙沼市民会館、16日に鹿折復興マート。いずれも午前10時〜午後3時。


2016年02月26日金曜日

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