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汚染廃棄物より一般ごみ優先 一関市長方針

 東京電力福島第1原発事故で発生した汚染廃棄物を処理するため、一関市狐禅寺地区に建設が計画されている仮設焼却施設に関連し、勝部修市長は25日、仮設施設と併せて同地区に計画されている一般ごみの新処理施設の整備を優先して進める考えを示した。
 市議会3月定例会の一般質問で答弁した。勝部市長は「(一般ごみの)現処理施設は老朽化が著しく、新施設整備は急務。早急に計画を進めたい」と述べた。その後の取材に市長は「国は汚染廃棄物を仮設施設で処理する方針だが、その計画より先に一般ごみの新施設に取り組みたい」と説明。新施設は従来方針通り2021年度稼働を目指す。
 国や市、平泉町、広域行政組合は14年、狐禅寺地区に岩手県内の指定廃棄物を含む汚染廃棄物を燃やす仮設施設のほか、新ごみ焼却場と最終処分場を建設する計画を打ち出した。しかし地元住民の反対で計画は進んでいない。市などは新年度、一般ごみの新施設を優先する考えを地元に説明し、施設の基本構想を策定する。


2016年02月26日金曜日


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