岩手のニュース

海洋再生エネと沿岸復興考える

海洋再生可能エネルギーの活用と被災地再生の在り方を探ったシンポジウム

 海洋再生可能エネルギーを通じて、東日本大震災からの復興に向けた三陸沿岸のまちづくりを考える「OETR(海洋エネルギー東北再生)シンポジウム」が19日、盛岡市の岩手大であり、国内外の専門家らが実例を報告した。
 東大生産技術研究所OETR連携研究グループが主催。自治体関係者や学生ら約150人が参加した。
 洋上風力発電事業を手掛けるスタットオイル社(ノルウェー)のアニータ・ホルゲーセンプロジェクトマネジャーは「洋上風力発電は魅力的な分野。地域社会との関わりが不可欠だ」と位置付けを説明した。
 事業展開に向けては「雇用機会を創出し、住民と積極的にコミュニケーションを図らなければならない。特に漁業者との協力関係は重要だ」と指摘した。
 東大生産技術研究所元講師で建築家の太田浩史氏は世界の港湾都市再生の成功例を紹介。「都市計画策定には新エネルギーや産業が教育、交通、居住にどう関係するか全体を俯瞰(ふかん)することが大事。東北の復興もその段階に入りつつある」と述べた。


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2016年02月26日金曜日


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