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南相馬市の復興拠点 18年春に開設へ

復興拠点施設の模型。市民の要望を反映させた

 南相馬市が同市小高区に整備する復興拠点施設の概要が固まった。東京電力福島第1原発事故からの地域再生に向け、住民交流、商業振興、子育て支援など多様な機能を持たせる。今後詳細設計に入り、2018年4月のオープンを目指す。
 小高区は全住民の避難が続いており、政府はことし4月の避難指示解除を目指している。拠点施設は小高区役所近くの敷地約5600平方メートルに整備予定で、帰還、一時帰宅中の住民の利用を想定する。
 施設内容について、市は昨年から住民らと協議を重ねていた。要望を踏まえ、民間所有だった蔵を商業スペースに改修したり、子どもが泥遊びするコーナーを設置したりする。起業を後押しするためのオフィスも用意する。
 このほか敷地内には3〜4階建て相当の高さの物見台を設置。最大20人程度が一度に利用できる入浴施設、ボランティアなどが宿泊する和室も設ける。
 市は「災害時には避難所として住民を受け入れることも考えている。防災機能も強化したい」と話す。


2016年02月26日金曜日


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