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<金属再利用>廃家電を宅配便で回収

協定書を掲げる大橋町長(左)と中村取締役=涌谷町役場

 仙台市と涌谷町は24日、小型家電の再資源化を図るため、宅配便を使って不要な家電を回収する事業の実施に向け、リサイクル会社「リネットジャパン」(愛知県大府市)とそれぞれ連携協定を締結した。回収は仙台市が3月1日から、涌谷町は4月1日から。同種の事業は東北の自治体では仙台市が初めてとなる。
 リサイクル希望者は同社のウェブサイトで申し込む。重さ20キロ以内で縦、横、高さ計140センチ以内の段ボール箱に入る家電が条件。自分で箱を用意し、宅配業者が引き取りに来る。料金はパソコンを含む場合は無料、その他は1箱につき950円(税込み)。回収品目はパソコンなど約400品目以上で、パソコン処分の際はリネットジャパンがデータ消去にも対応する。
 仙台市は現在、各区役所などに設置した専用ボックスで小型家電を無料回収しているが、対象は縦15センチ、横30センチの投入口に入る製品に限られている。3月から対象が大幅に拡大する。
 涌谷町では、小型家電の多くを大崎地域広域行政事務組合を通じて不燃ごみとして回収している。
 締結式は2市町であり、伊藤敬幹副市長は「家電に含まれる金属の再利用が必要だ。宅配便による回収でリサイクルがしやすくなる」と利点を強調。大橋信夫町長は「住民サービス向上とごみ処理負担金の軽減につながる」と期待した。
 両方に出席した同社の中村俊夫取締役は「便利で安心なサービスなので使ってほしい」と述べた。ネット古書店「ネットオフ」を運営する同社は、2014年7月に宅配便を活用した小型家電の回収を開始。全国59自治体と連携している。
 仙台市の場合、回収の申し込みは専用用紙のファクス送信でも可能だが手数料が掛かる。連絡先は市ごみ減量推進課022(214)8229。


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2016年02月27日土曜日

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