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被災者励ます黄色いハンカチ 浜風にたなびく

旧中浜小(後方)近くに掲揚された黄色いハンカチ。全国からの激励のメッセージが書き込まれている

 東日本大震災の被災者を励ます黄色いハンカチ1200枚が27日、宮城県山元町に掲揚された。「日々前進」「頑張れ東北」など全国から寄せられたメッセージが書き込まれ、青空の下で浜風にたなびいた。

 ハンカチは地元のボランティアガイド組織「やまもと語りべの会」の呼び掛けで集まった。被災した旧中浜小近くに電柱を活用した高さ13メートルの掲揚塔を準備。メンバー約20人がひもでつないで放射状に掲げた。「恩」「笑顔」など地元中学生の感謝の言葉も添えた。
 山元町では震災で住民636人が犠牲になった。会社員岩佐志麻さん(35)は「犠牲者には友人もいた。亡くなった方々に天国から見てほしく、できる限り高く掲げた」と見上げた。ハンカチは取り換えながら計4000枚を掲げる。
 黄色いハンカチの取り組みは2012年、支援への感謝と被災地の元気を発信するため町内各所でスタート。掲揚塔は、会場の一つだった樹齢400年のケヤキが傷んだため、近くに設置された。


2016年02月28日日曜日


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