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<龍の松>復興 昇り龍に誓う

「龍の松」の保存を祝い、子どもたちが合唱した

 東日本大震災の津波に耐えた気仙沼市波路上岩井崎の「龍の松」が保存処理され、記念式典が27日、現地であった。復興のシンボルの一つとして、被災者に勇気を与えた雄姿が戻った。
 関係者や地元住民ら約70人が出席。菅原茂市長が「復興に向かう人々の象徴として未来永劫(えいごう)残していきたい」とあいさつした。地元の階上小児童27人が校歌を歌い、岩井崎明戸虎舞保存会による演舞も披露された。
 階上小6年の佐々木あいりさん(12)は「大きくて立派な姿になった」と喜んだ。階上観光協会の辻〓一会長(55)は「昇り龍のように復興を押し上げてほしい」と目を細めた。
 龍の松は高さ2.7メートルのクロマツ。被災後に住民が折れた枝などを切ったところ、その姿が竜のように見え、辰(たつ)年だった2012年に注目され始めた。気仙沼市は14年12月に保存を決定。幹に鉄の支柱を埋め込み、横に張り出した部分もレプリカを制作するなどして保存処理を進めた。

(注)〓は隆の生の上に一


2016年02月28日日曜日


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