宮城のニュース

大船渡線と気仙沼線 復旧へ住民団体設立

鉄路復旧を目指していくことを確認した設立集会

 宮城県南三陸町の住民有志が28日、東日本大震災で被災したJR大船渡線と気仙沼線の鉄路復旧を目指す住民団体を設立した。同町の南三陸プラザで開かれた設立集会には約200人が集まった。
 団体の名称は「JR大船渡線・気仙沼線全線の鉄路での復旧を早期に実現する南三陸の会」。4月末までに署名運動を行い、町と国、JR東日本に対し、鉄路復旧を要望する。
 両線は現在、バス高速輸送システム(BRT)で仮復旧している。集会で小野寺寛会長は「BRTはあくまでも仮のもの。被災地を国内外の人々に見てもらうために鉄道が必要だ」と述べた。
 気仙沼高にBRTで1時間半かけて通う同町の西城佑香さん(17)も登壇し、「朝の課外授業に出たいのに始発でも間に合わない。後輩に同じ思いをさせたくない」と訴えた。
 JR東日本は昨年7月、被災した大船渡線、気仙沼線の沿線自治体にBRTでの復旧を申し入れた。町は復興まちづくりの遅れを懸念し、JR側の提案を受け入れる方針を示している。


2016年02月29日月曜日

先頭に戻る