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米沢初の発泡酒 障害者就労施設が醸造

障害者の自立支援の一環で開発されたウコギの発泡酒(左)とリンゴの発泡酒

 山形県米沢市中央2丁目にある障害者就労支援施設のビールパブ「極楽麦酒本舗」が、米沢特産の食材ウコギとリンゴを原料に使った2種類の発泡酒の販売を始めた。米沢初の地発泡酒。施設を運営する極楽麦酒本舗合同会社が開発し、施設に併設した醸造所で造っている。
 極楽麦酒本舗は昨年1月、障害者と雇用契約を結ぶ就労継続支援A型事業所として開所した。現在20〜60代の12人が接客や調理の手伝いなどをする。
 発泡酒づくりは醸造士で極楽麦酒本舗合同会社専務の中村一郎さん(60)が担う。原料のウコギとリンゴは米沢市を中心に山形県置賜地域から調達。ことし1月に仕込みを始め、今月初旬完成させた。
 リンゴの風味を生かした発泡酒は「舘山城」と名付け、黄褐色で切れがある味わい。ウコギ発泡酒は「五虎退(ごこたい)」といい、黒色でほろ苦さが特徴。ネーミングは米沢ゆかりの山城と日本刀にちなむ。
 店内で提供するグラス(200ミリリットル)が380円。3月には瓶(330ミリリットル)も販売する予定で、ラベルデザインは米沢市出身の漫画家ラズウェル細木さんが手掛けた。
 中村さんは「事業所の経営安定化を図り、障害者の働きがいにつなげ、自立支援に努めたい」と話した。
 極楽麦酒本舗の営業時間は午後5〜10時。日、木曜定休。連絡先は0238(40)0291。


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2016年02月29日月曜日


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